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インプラント(IPT)

現在は、主にチタンが用いられています。チタンを入れ、骨をビス止めした犬の実験で拒絶反応が起きなかったことから、‘チタンは生体に優しいもの’と考えられました。しかし、親の臓器を子に移植しても拒絶反応が起こるのに、金属が親の組織より適合するはずはありません。実際には、免疫(身体の防御機能)のスイッチをオフにしてしまうため、拒絶反応が起きないのです。免疫を抑えるというのは、とても大きな問題です。インプラントの使用は、金属が引き起こすガルバニック電流と同様に重大な問題を抱えています。

ジルコニウムインプラント

チタンインプラントに比べ問題は少ないと予想されますが、長期の影響に関しては、まだ実用化されてからの経過が浅いので、これから注視していかなければなりません。チタンインプラントより普及していないため、費用も高価です。

神経への抗生剤3MIX治療

虫歯が神経近くまで浸食している時に、神経を極力残すために使われる抗生剤治療です。腸内の有用菌を減らしてしまうという副作用、日和見感染の可能性を考慮しなければなりません。

歯周薬物治療

主に、抗生物質による治療です。抗生物質の長期使用により、腸内有用菌を死滅させてしまうという問題を持ち合わせています。

レメディー

同種療法と呼ばれ、物質を水で希釈し続け、元の物質と言えないレベルにまで薄めた物を情報としてのみ利用し、身体に作用させます。砂糖玉を利用したものが主流ですが、バッチフラワーエッセンスの様な液状タイプもあります。

バッチフラワーエッセンス

レメディの一種で、身体を元の健康体に戻そうとする信号を使うというもので、主に精神的な問題に利用されます。

咬合治療

噛み合わせのバランスを崩すと、自律神経のバランスも崩しやすく、呼吸、睡眠、鬱の問題、肩、首、腰の痛みなど、不定愁訴、全身のバランスを崩すきっかけにもなり得るため、時々全体のバランスを取ることが重要です。

抜歯矯正

現代矯正治療のほとんどが抜歯をして、上下の歯を後ろに牽引して並べています。抜歯矯正は、インプラント矯正も含め、気道を狭くする方向に力をかけるため、呼吸障害の問題は避けられません。呼吸障害がひどくなった場合に、矯正で後ろに引っ張ったにもかかわらず、結局手術で顎を切り前方に出すという矛盾を抱えています。口だけ見ると美しくて良いかも知れませんが、呼吸や自律神経の安定など、身体全体で考えると、抜歯矯正には大きな問題が残ります。

顎顔面前方牽引治療

歯並びが悪い原因の多くは、中顔面の発育不全によるものです。前側方への発育が足りないので、前方へ成長を促すのが本筋ですが、前方発育を助ける治療は、バイオブロック、RAMPAと呼ばれるほんのわずかなものだけです。気道を広げるこれらの前方牽引療法では、鼻疾患(鼻中隔湾曲、鼻閉)、無呼吸症候群、喘息、アレルギーなど、多くの症状の改善が報告されています。ただし、難しい治療のため普及率が低く、抜歯矯正に比べて時間と費用が多くかかります。