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代謝できないものは体に悪い

 私達の生活で本来、体に入れて良いものは、食べ物、飲み物以外にありません。体が代謝できないものは、ミネラルを除いて本来異物であり、体に様々な悪影響を及ぼします。例えば、大地に食べ物を放置してみましょう。虫や微生物が代謝できないもの、食べたり持って帰らないものは、私達の体の中でも微生物が代謝できないことを意味し、栄養にもなりません。

腐らないものは代謝できない

 プラスチックやガラスや金属が放置されれば、形を変えずにそのまま残ります。そのような物は、私達の体も同様に代謝できません。また、本来食べ物であった肉や野菜であっても、焦げて炭のようになって腐りにくい状態であれば、私達の体も受け付けません。焦げた物を大地に放置しても、虫や微生物は見向きもしません。つまり、食べるべき物ではないと言うことです。焦げた食べ物に発がん性があるというのは、聞いたことがあるのではないでしょうか?

腐らないトランス脂肪酸

 現代人は、食品添加物として化学物質を体に大量に取り込んでいます。食品であるにもかかわらず、常温で何年も腐らないのは、プラスチックオイルと呼ばれるトランス脂肪酸が使われている可能性があります。トランス脂肪酸は、食品として扱われているものの、欧米では何年も前から問題視されています。一時、バターより植物由来で体に良いと宣伝されたマーガリンは、トランス脂肪酸です。放置しても虫や微生物が見向きもしないことで、プラスチックオイルと呼ばれるようになったのです。

化学物質は免疫力を低下させる

 化学物質は、食品以外にも殺虫剤、洗剤、シャンプーなど様々な物に使われているため、アレルギーや化学物質過敏症の方が年々増加しています。代謝されない化学物質は免疫力を低下させるため、がんへの影響も忘れてはいけません。病気を治すには、なるべく体が代謝できるものだけを摂取し、免疫力を高め、自然治癒力を最大限に発揮することが望まれます。部屋の中で殺虫剤を焚いて虫が絶命するのに、人間に無害であるはずがないことを認識しなければ、増加し続ける病気を治すことは難しいでしょう。